【症例75】国立コクリツ病院ビョウイン機構キコウ　刀根山病院　平賀ヒラガDr.宗重ムネシゲPT.錦織ニシゴリOT.菱ヒシ沼ヌマNs
	項　目	内　容
	1.症　例	61歳女性ジョセイ　肺ハイ結核ケッカク後遺症コウイショウ　肺ハイアスペルギルス症ショウ合併ガッペイ　膿ノウ胸ムネで開カイ窓マド術後ジュツゴ大ダイ網アミ充填ジュウテン後ゴケッタン
		血痰あり、止血剤シケツザイ服用中フクヨウチュウ　　拘束性コウソクセイ障害ショウガイ　身長シンチョウ160cm、体重49kg
		息子ムスコと同居ドウキョだが療養リョウヨウ中ナカ。今イマ冬フユから呼吸コキュウ困難コンナン感カン増強ゾウキョウ
	2.前評価	【Dr.評価】
		Ｘ　線	右ミギ肺ハイ⇒術後ジュツゴブラ形成ケイセイ　胸膜キョウマク癒着ユチャク　左肺ヒダリハイ⇒アスペルギルス
		Ｃ　Ｔ
		肺機能ハイキノウ	拘束性コウソクセイ障害ショウガイ
		負荷試験	トレッドミル
			O2(-)(21％)
			7分フン45秒ビョウ、息切イキギれにて終了シュウリョウ
			peak VO2=1267ml／min　(55,3%)
			VEmax／MVV=79.1％　VE／VO2の55⇒43 換気カンキ効率コウリツやや低下テイカ
			最大サイダイ運動ウンドウ時ジのPao2は76.7Torrであり低酸素テイサンソ血チ症ショウを呈テイさない
		その他タ
		【PT評価】 【OT評価】
		６ＭＤ	214m(360秒)  O2(-)
		（マイペース）	脈拍ミャクハク88⇒97　BS2⇒3　SｐO２97％⇒96%
			RR34⇒32
		その他タ
	3.ﾘﾊﾋﾞﾘの目標		呼吸法コキュウホウ指導シドウ（呼吸コキュウ数スウ調整チョウセイ）　胸郭キョウカク柔軟性ジュウナンセイ改善カイゼン
	4.ﾘﾊﾋﾞﾘの内容	頻　度	4週(入院ニュウイン)
		内　容	�@ PT、OT、NSが連携レンケイして患者カンジャ教育キョウイク（在宅ザイタク訪問ホウモン含フクむ）
			�A PTにて呼吸法コキュウホウ指導シドウ、呼吸コキュウ介助カイジョ、歩行ホコウによる下肢カシトレーニング
			パニックコントロール
			�B OTにて在宅ザイタク生活セイカツに沿ソったADL指導シドウ
	5.後評価	【Dr.評価】
		肺ハイ機能キノウ	VC1.39⇒1.48　一秒イチビョウ量リョウ変化ヘンカなし
		負荷試験	トレッドミル
			O2(-)(21％)
			13分フン16秒ビョウ、下肢カシ疲労ヒロウにて終了シュウリョウ
		【PT評価】 【OT評価】
		６ＭＤ	（マイペース）214m(360秒ビョウ)　（最大サイダイ努力ドリョク）349m(360秒ビョウ）
			脈拍ミャクハク88⇒102　BS0⇒3　RR25⇒21
		その他タ	換気カンキパターン、運動ウンドウ能力ノウリョク改善カイゼン⇒呼吸コキュウ数スウ減少ゲンショウ、呼吸コキュウ困難コンナン感カン軽減ケイゲン
		在宅訪問指導内容 家庭での練習 リハビリ日誌
		【Ns評価】	呼吸法コキュウホウの習得シュウトク、休憩キュウケイの取トり方カタを理解リカイし、呼吸コキュウ困難コンナン軽減ケイゲンを自覚ジカク
			できた