【症例72】国立コクリツ病院ビョウイン機構キコウ　刀根山病院　伏谷フシタニDr.　川島カワシマPT、渡辺ワタナベOT、西脇ニシワキNs
項　目 内　容
 1.症　例  59歳男性ダンセイ　平成ヘイセイ6年ネンCOPD診断シンダン。　身長シンチョウ156cm、体重39kg
　  長期チョウキに慢性マンセイ的テキ経過ケイカたどっていたが、ウイルス感染カンセン性ショウ急性キュウセイ増フ悪ワルのため入院ニュウイン
　  たこ焼ヤき屋ヤ経営ケイエイ。不安フアン神経症シンケイショウあり。喫煙キツエンしている。
 2.前評価 【Dr.評価】 　
　 Ｘ　線  過カ膨張ボウチョウあるが、2002年ネンと較クラべても肺ハイ野ノ透過性トウカセイ変化ヘンカ無ナし
　 　 　
　 CT  上ウエ葉ハ・下シタ葉ハ中心チュウシンにブラ（＋）気キ腫シュ化カが強ツヨい。
　 　 　
　 負荷試験  エルゴ　漸増ゼンゾウ
　 　  O2(-)(21％)
　 　  4分フン31秒ビョウ、下肢カシ疲労ヒロウにて終了シュウリョウ。
　 　  ％peak VO2=1137ml／min／kg(45,7%)
　 　  VEmax／MVV=111.2％　VE／VO2の57⇒42　換気カンキ効率コウリツ低下テイカ
　 　  最大サイダイ運動ウンドウ時ジのPao2は63,3Torrであり低酸素テイサンソ血チ症ショウを呈テイさない。
　 その他タ  安静アンセイ時ジでもNA1.420と高タカ値アタイで過カ緊張キンチョウを示シメしている。
　 【PT評価】
【OT評価】		 　
　 ６ＭＤ  316m(360秒)  O2(-)
　 （マイペース）  脈拍ミャクハク102⇒111　BS0⇒0　SｐO２95％⇒92%
　 その他タ  BSは常ツネに低ヒクい
　 　 　
　 　 　
 3.ﾘﾊﾋﾞﾘの目標 　  上手ジョウズな呼吸法コキュウホウ習得シュウトクと仕事シゴト動作ドウサの改善カイゼン
 4.ﾘﾊﾋﾞﾘの内容 頻　度  4週(入院ニュウイン)
　 内　容  ① PT、OT、NSが連携レンケイして患者カンジャ教育キョウイク　
　 　  ② PTにてリラクゼーション、呼吸法コキュウホウ、パニックコントロール指導シドウ　
　 　  ② OTにてADL指導シドウ
 5.後評価 【Dr.評価】 　
　 肺ハイ機能キノウ  １秒ビョウ量リョウ　0.56⇒0.99　IC　1.15⇒1.55
　 　 　
　 負荷試験  VEmax／MVV=111,2％⇒91,2%
　 　 　
　 【PT評価】
【OT評価】		 　
　 ６ＭＤ  397m(360秒ビョウ)
　 （マイペース）  脈拍ミャクハク94⇒119　BS0⇒0、RR17⇒28
　 その他タ  歩行ホコウ距離キョリがのびた｡胸郭キョウカク拡張カクチョウ差サ少スコしずつだが大オオきくなっている。
　  仕事シゴトの動作ドウサを見直ミナオし､自分ジブン一人ヒトリではなく周マワりに協力キョウリョクしてもらう事コトが
　  受ウけ入イれられた｡退院後タイインゴも振フり返カエりできるよう､注意点チュウイテンを明確メイカクに
　 　  提示テイジし､プレッシャーなく退院タイイン後ゴ過スごせている。
　 　 　
　 【Ns評価】  呼吸法コキュウホウの習得シュウトク、動作ドウサの見直ミナオしで呼吸コキュウ苦ク改善カイゼンの自覚ジカクがあり、
　 　  自信ジシンにつながっていた。