【症例80】国立コクリツ病院ビョウイン機構キコウ 刀根山病院 平賀ヒラガDr.井下イノシタPT.渡辺ワタナベOT.
項 目 内 容
 1.症 例  77歳サイ 男性ダンセイ 163cm 58s 72歳サイまで52年間ネンカン20本ホン/日喫煙キツエン
   H17年ネンCOPDwithAsthma H19年ネン気胸キキョウ合併ガッペイ 
   今年コトシ(H22年ネン)に入ハイり呼吸コキュウ増強ゾウキョウ 
 2.前評価 【Dr.評価】  
  X 線  横隔膜オウカクマクテイなし CT ブラ、小ショウ中心チュウシンに気腫化キシュカ
     
  肺機能ハイキノウ  FEV1.0  0.93  FEV1% 39.7 閉塞性ヘイソクセイ障害ショウガイ
     
  負荷試験  トレッドミル
     O2(-)(21%)
     5分フン59秒ビョウ、息切イキギれにて終了シュウリョウ
     peak VO2=1421ml/min (51.6%)
     VEmax/MVV=92.2% VE/VO2の51⇒41 換気カンキ効率コウリツ低下テイカ
     最大サイダイ運動ウンドウのPao2は58.8Torrであり低酸素テイサンソショウを呈テイする
     
     
  その他  
  【PT評価】
【OT評価】
 
  6MD  220m (360秒ビョウ) O2(-)
  (マイペース)  脈拍ミャクハク87⇒98 BS0⇒5 SpO96%⇒91%
     RR18⇒22
  その他  WMS-Rで注意チュウイ機能キノウ・記憶キオクの保持ホジ能力ノウリョク低下テイカあり
 3.リハビリの目標    呼吸法コキュウホウ指導シドウ(呼吸コキュウスウ調整チョウセイ) 動作ドウサ速度ソクド 呼吸コキュウと動作ドウサの同調ドウチョウ練習レンシュウ 
 4.リハビリの内容 頻 度  約ヤク6週間シュウカン(外来ガイライ
  内 容  @ PT、OTが連携レンケイして患者カンジャ教育キョウイク
     A PTにて呼吸法コキュウホウ指導シドウ、リラクゼーション、柔軟ジュウナン体操タイソウ、エルゴによる
       下肢カシトレーニング
     B OTにて呼吸コキュウと動作ドウサの同調ドウチョウ練習レンシュウ、家事カジ動作ドウサ指導シドウ
 5.後評価 【Dr.評価】  
  負荷試験  トレッドミル  O2(-)(21%)
     11分フン24秒ビョウ 息切イキギれにて終了シュウリョウ
     VEmax/MVV=95.6% VE/VO2の51⇒35 換気カンキ効率コウリツ低下テイカ
  【PT評価】
【OT評価】
 
  6MD  238m(360秒ビョウ) 
  (マイペース)  脈拍ミャクハク98⇒109 BS0⇒3 SpO296%⇒91% RR18⇒24
     
  その他  WMS-Rの結果ケッカから、わかりやすい指導シドウ、反復ハンプク練習レンシュウを実施ジッシ
     その結果ケッカ呼吸コキュウと動作ドウサの同調ドウチョウがみられ、動作ドウサ方法ホウホウの改善カイゼン
     呼吸コキュウ困難コンナンカン軽減ケイゲンがみられた