【症例73】国立コクリツ病院ビョウイン機構キコウ　刀根山病院　元モト根ネDr.森下モリシタPT.川邊カワベOT.森安モリヤスNs
	項　目	内　容
	1.症　例	72歳女性ジョセイ　肺ハイ結核ケッカク後遺症コウイショウ　胸郭キョウカク形成ケイセイ術後ジュツゴ　ラクナ梗塞コウソク合併ガッペイ（パナルジン内服ナイフク）
		高度コウドな拘束性コウソクセイ障害ショウガイ　身長シンチョウ143cm、体重32kg
		家族カゾクと同居ドウキョ。3年ネン前マエから労ロウ作サ時ジ呼吸コキュウ困難コンナン感カン増強ゾウキョウ。
	2.前評価	【Dr.評価】
		Ｘ　線
		Ｃ　Ｔ
		肺機能ハイキノウ	高度コウドの拘束性コウソクセイ障害ショウガイ
		負荷試験	トレッドミル
			O2(-)(21％)
			8分フン54秒ビョウ、息切イキギれにて終了シュウリョウ
			％peak VO2=863ml／min(55,0%)
			VEmax／MVV=60,2％　VE／VO2の65⇒34　換気カンキ効率コウリツほぼ正常セイジョウ
			最大サイダイ運動ウンドウ時ジのPao2は71,2Torrであり低酸素テイサンソ血チ症ショウを呈テイさない
		その他タ
		【PT評価】【OT評価】
		６ＭＤ	274m(360秒)  O2(-)
		（マイペース）	脈拍ミャクハク96⇒94　BS0⇒3　SｐO２95％⇒92%
			RR32⇒34
		その他タ
	3.ﾘﾊﾋﾞﾘの目標		上手ジョウズな呼吸法コキュウホウ習得シュウトクと、動作ドウサとの同調ドウチョウ、胸郭キョウカク柔軟性ジュウナンセイ改善カイゼン
	4.ﾘﾊﾋﾞﾘの内容	頻　度	4週(入院ニュウイン)
		内　容	�@PT、OT、NSが連携レンケイして患者カンジャ教育キョウイク
			�APTにて呼吸コキュウ介助カイジョ、呼吸法コキュウホウ指導シドウ、NPPV使用シヨウ下カでのエルゴメーター
			使用シヨウによる下肢カシトレーニング
			�BOTにて日常ニチジョウ生活セイカツ動作ドウサ確認カクニン
	5.後評価	【Dr.評価】
		肺機能
			トレッドミル
		負荷試験	O2(-)(21％)
			9分フン59秒ビョウ、息切イキギれにて終了シュウリョウ
		【PT評価】【OT評価】
		６ＭＤ	269m(360秒ビョウ)
		（マイペース）	脈拍ミャクハク97⇒93　BS0⇒1　RR20⇒20
			一定イッテイの呼吸コキュウ数スウを保タモつことができ、BSも改善カイゼン
		その他タ	運動ウンドウ時ジのVTを増加ゾウカさせ、運動ウンドウ耐タイ容カタチ能ノウが改善カイゼン
		【Ns評価】	呼吸法コキュウホウの習得シュウトク、動作ドウサの見直ミナオしができ、階段カイダン昇降ショウコウでの呼吸コキュウ困難コンナン感カン
			が軽減ケイゲン。