作業療法評価
◆ADL / IADL評価(酸素3L)  FIM : 119/127 , MRC : 5
課題 SpO2 PR RR 修正Borg S
安静時 98 70 20〜22 0
院内歩行 98→90〜94 69→80 20→26 0→5
洗体(Ns評価) 98→88 0→5
更衣(下衣) 98→94 70→80 22→27 0→3
掃除 98→91〜93 75→83 21→30 1→3〜4
 *自宅では入浴時、洗体は娘により介助
【活動時の特徴】
・活動による呼吸回数増加、動作姿勢(特に前屈姿勢)上肢操作による呼吸パターンの変化から
 咳嗽が誘発(+)→咳嗽の誘発を契機にしたdesaturation(+)
・咳嗽によるパニックコントロール困難(咳嗽増悪しても活動継続してしまう傾向)
【自己管理能力】
・活動にカニュラを外すことはなし。
・咳嗽の生じやすい状況の理解不十分
・前回入院時に指導した活動時のページング・インターバルのタイミング、活動量の調整困難
◆ADL / IADL再評価(酸素3L)  FIM : 121/127 , MRC : 4
課題 SpO2 PR RR 修正Borg S
安静時 98 67〜69 19〜21 0〜0.5
院内歩行 98→96 68→81 20→24 1→2
洗体(Ns評価) 98→95 0.5→3
更衣(下衣) 98→97 69→72 21→22 1→1
掃除 98→94 68→79 21→26 1→3
 *入力は見守りで実施
【活動時の特徴】
・ページング・インターバルを意識しながら活動遂行可能、わずかに咳嗽が生じだすと治まるまで
 休憩を促しなしで可能。訓練以外の病棟での実施できている
・安静時含めて咳嗽頻度・強度の減少日によっての変動あり
【自己管理能力】
・咳嗽の生じる状況の説明が可能。
・日中の活動量など生活スタイルを見直す発言が多くみられる
 (「部屋は分けて掃除します」「今日はしんどうから、足だけゆっくり洗います」など)
・パニックになる前に自制可能
→ポジティプな意見が多く聞かれるようになり、セルフコントロールに対する自己効力感も向上みられる